2005 年
7 月
19 日
懸念は天井を越え・・・私のアスベスト問題その2
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“まさか”が本当でした。調査の結果はアスベスト。早速、工事業者は問題の土をビニールに詰めて、新しい土を入れ替えました。現場責任者が謝罪に来たとき、「なぜこのようなことが起こったのか、都の指針に沿った処理が出来なかったのか」を問いましたが、「ビニールがやぶれたのかもしれない。原因が分からない」とはっきりした返答は最後まで聞けませんでした。 会社も最大限、居住者の意向に沿い安全性を優先したはずでした。しかし結果的には工事がずさんでアスベストの飛散を抑えることが出来ませんでした。その要因は、事業者のアスベストへの認識と技術があまりにも低かったからと言えます。90年と言えば、もうすでにアスベストの危険性は広く知られていながら、その取り扱いや処理方法に対して行政が厳しい規制と指導を徹底させていなかったからです。それ故、私たちの社宅の工事と比べられないほどのずさんな工事は、闇に埋もれ続けてきたと推測できます。 【わが町の公共施設は?】 社宅騒動の後、私は子どもたちの学校や公共施設が心配になり、当時の田無市(この時はまだ議員ではありませんでした)に問いました。除去を含め適正に処理しているとのことでした。しかしあれから15年たち、当時の安心の保障は、崩れています。 03年、文科省の「これまで対象外だった石綿1%以上含有する材料の適正な処理の通知」を受けて、西東京市では昨年“アスベスト対策関係者会議”を立ち上げ方針を出しました。その内容は“1%以上の石綿含有材料使用施設は、9施設(東伏見小など5校と住吉福祉会館など4施設)。学校に関しては、今年の夏休み中に東伏見小学校の中央と東階段の除去工事を実施しその他も3年以内に除去する”というものです。(詳しくはネットの森下議員または西東京ネットのHPをご覧下さい。) 先の新聞報道によると、文科省はこれまでの学校の石綿調査が不十分だった事から再調査するという。また新たな問題が起こる懸念もあります。 【アスベスト問題は政治の問題】 アスベスト公害が大きい社会問題になるにつけ、人の命を優先した予防原則の視点で常に都議会で提案し、同時に地域で調査活動を日々続けて来た生活者ネットの活動の必要性を再認識しています。 今後、アスベストの吹きつけが多く使われた50年代から70年代にかけての建築物の解体時期を迎えます。民間の建築物の実態が十分把握できていない中で、対応策も困難を極めますが、市民の皆様の意見を聞きながら、東京ネット都議会議員と連携し、被害拡大に歯止めをかけるどんな対策があるか考えていきたいと思います。
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